こにちは、春

 久しぶりに土手に行ってみた。以前は土手の尾根から麓まで菜の花がぎっしりと咲いてそれが数キロに及ぶという弩迫力だったのだけれど最近はまばらになってきてしまった。地元の人に話しを聞いたら、以前は町だか行政だかが菜の花の種を土手中に撒いていたのだけれど近頃はそれをやらなくなって、しかも咲き終わると種が落ちる前に一斉に菜刈り(?)をやってしまうものだから年々縮小しているみたい。

 何より気持ちいいのは菜の花のあの香り。今年あたりはこんな感じだけど、それでもこれだけ咲けばとてもいい匂いがした。土手に寝そべって気持ちよくうつらうつらしていたら数メートル先に「マムシ注意」の看板があって、速攻で逃げてきた。